この記事では、Notionで使いやすい読書リストを作る理由とそのメリットを紹介します。
Notionを使い始めたばかりの方や、これからNotionを使いこなしていきたいという方も是非参考にしてみてください。
Notionで読書リストを作る理由、メリット
「読書リスト」は、アウトプットをすることで知識を深く定着することができる、というメリットがあります。
Notionならタグやカテゴリーを利用して、自分にとって一番見やすい形にカスタマイズも可能。
Notionなら読書リストを視覚的に整理できる、というところがポイント!
検索性が優れているので、カテゴリごとに本をグループ化したり、進捗状況を色で表示したり、「★★★★★」順、著者、ジャンル、優先度、感想に検索することもができます。
こんな感じの読書リストをつくっていきます
Notionで読書用のデータベースを作成する
まずは、Notionで新しいページを作成して「読書リスト」など名前をつけましょう。(後で何回でも変更可能)
そのページにInlineでTableを作ります。「/(半角スラッシュ)」を打つと候補がでてくるので「data..」と打ち込むとデータベースの候補が出てきます。
次に、テーブルのプロパティを設定していきましょう。
自分がどのような項目を管理したいかに合わせてプロパティを決める
Notionで上手にデータベースを作る方法については下記の記事を参考にしてください。
今回は読書リストということで下記のようなプロパティを設定しました。
プロパティは後で自由に変更・追加ができるよ
プロパティ名 | プロパティの種類 | 値の例 |
タイトル | Title | 本のタイトル |
ジャンル | Select | 小説 |
著者 | Select | 著者名 |
出版社 | Select | 出版社名 |
ステータス | Select | 読了 |
評価 | Select | ★★★★☆ |
コメント | Text | 他の作品も読んでみたい |
表紙 | Files & media | 表紙画像を添付 |
入手手段 | Select | Kindle Unlimited |
URL | URL | 商品ページのURL |
購入価格 | Number | ¥1,300 |
「読み始めた日」「読み終えた日」なんかも入れると良さそうですが、項目が多すぎると管理することが目的になってしまいがちなので今回はできるだけシンプルにしました。
しばらく使ってみて「この項目は要らなかったな」となった場合は、削除や非表示設定で隠せばOKです。
プロパティでは、「セレクト」を選ぶと簡単に選択項目を設定できます。あとで選ぶだけになるのでお勧め!
色や項目名も簡単に設定できます。(オプションの個別項目の右横の・・・で色や名前を変更)
本を簡単に登録する方法
データベースの下準備はひとまず整ったら、いよいよ本を登録していくのですが、本の登録には、ウェブサイト上の情報をNotionのデータベースに簡単保存することができる、ブラウザ用拡張プラグインの「Save to Notion」を使用すると、項目別に保存先を指定できるのでとっても便利なんです。
拡張プラグインの「Save to Notion」を使用する
Notion公式の「Notion Web Clipper」(Chrome拡張機能)は、保存先のデータベースだけしか選べないので項目別に保存することができる「Save to Notion」を使用していきましょう!
chrome専用の拡張プラグインなのでchromeで開いてくださいね
保存すると、chromeの右上にダウンロード済みの拡張機能をクリップしておくと便利です。
プラグインをダウンロードしたら、Save to NotionでFormの新規作成をしていきましょう。(紙飛行機のマークをクリック)
Save to Notionが開いたら、まずはテンプレートを作成していきます。+Add New Form
をクリックししょう。
どのデータベースに保存するかを選択する画面が表示されるので、検索窓にデータベース名を入れて検索し、保存したいデータベースを選択します。
Formの編集画面が開いたら、Fieldsの下の+Add New Field
をクリックして保存したい項目(プロパティ)を選択していきます。
Notionの各項目はプロパティと呼びますが、プラグインではFieldと呼びます
選択した「読書リスト」のデータベースのプロパティのうち、「本のタイトル」「表紙」「著者」「ステータス」「一言メモ」などお好みで+Add New Field
で追加しましょう。
基本的に初期値は空欄でOKです。添付ファイルプロパティになっている「表紙」は、初期値としてPage Image
が自動で選択されますので、このままにしておきます。
ここまで設定したら、Save & Go Back
をクリックしてFormを保存します。
登録したい本の商品ページをAmazonで開いたら、ブラウザ拡張機能のSave to Notionを開いて先ほど作成したFormを選択します。
Formを選択したら、商品ページの情報を見ながら項目を埋めていきましょう!
最初は手入力が必要にですが、次回以降、一度登録した「著者」などの値は選択するだけでOKです。
使い込むほどに便利になっていくのも◎。
本の表紙は、画像の保存の仕方が選べますのでSelect Image
をクリックして、ページ内にある本の表紙画像を選択すると簡単に登録してくれます。
入力が終わったら、Add new page
をクリックしてNotionに保存しましょう。後から、Notion側で好きに修正が可能なので、まずはあまり考えすぎずにどんどん登録をしながら、自分好みにカスタマイズしていきましょう。
ギャラリービューでAmazon風に表紙画像を並べる
新規で追加してギャラリービューを設定してみましょう。
Add a view
からGallery
を選択してギャラリービューを追加。
カードサイズの設定で、画像を好きな大きさに変更できます。
(Fit Image
をオンにすれば、表紙画像が枠に合わせて全体表示されるようになるのでONにしましょう)
まとめ
Notionのデータベース機能を使って「読書リスト」を作る方法をお伝えしました。
私自身は、本を読むだけで終わっていたのがNotionでアウトプットするようになってから自分にとって大事な部分や思考が深まった気がしています。(気がしているだけかも…)
複製で自分のNotionページに埋め込めます
他にも応用が可能なので色々試してみてくださいね。データベースについてもっと知りたい方は下記をみてみてください!