現在利用しているBacklogでの管理が難しくなってきたので、別のプロジェクト管理ツールを検討しています。
候補は、Wrike(ライク)かasana(アサナ)。
まずは、現在の問題点の整理から。
※追記:2022/6/2時点
結論:導入は、asanaにしました。
決めては直感的にasanaの方が使いやすかったからです。
現時点(2022年6月)どちらもどんどんアップデートがかかって、ほぼできることは同等のイメージです。
検証時点の2021年5月時点では、初期の設定工数がかかりますがWrikeの方が開発メインで利用するならよさそう、というイメージ。
非開発部門と全体で利用する場合は、Asanaがよさそう、というのが検証結果になります。
現在の問題点(Backlog)
- プロジェクトを横断できない
- 孫タスクがつくれない
- プロジェクト内にメンバーの個別Todoが混在しカオス
- いつかやりたい、メモのようなチケットが点在し、未対応チケットが量産
- 責任の所在があいまい(コメントで担当者が流動的になる)
- 担当者が流動的になることで工数管理ができない
- 業務によってフローが違うがうまく活用できずにカオス
Backlogのここが限界
Backlogは、2年ほど前から導入を開始し、それなりに便利には使ってきましたが、
利用するメンバーも増えてきて、ルール化できていない部分で非常に使い勝手が悪いと感じるようになりました。
PM(プロジェクトマネージャー)として、複数のプロジェクトの管理が必要となってきたときに
プロジェクト横断ができないことが、かなり致命的となってきました。
しかし、そもそもの問題はBacklogが悪いのではなく
運用のルールを決めずにスタートしたこと、プロジェクトをどう管理したいのかが曖昧だったことが全ての原因でした。
色々なプロジェクト管理ツールを検索して、
候補にあがってきたらのがWrike(ライク)かasana(アサナ)。
浅く調べたところ、費用や機能はどちらも同じことができそうということはわかりました。
今回は、忘備録を兼ねて実際にWrike(ライク)かasana(アサナ)のトライアルを利用して、それぞれの使い勝手を調査したいと思います。
順次アップデート予定!
今までのプロジェクト管理ツール遍歴</>
todoist→trello→taskworld→Backlog
前提として、プロジェクト管理に求めること:まとめ
- プロジェクトが横断できる
- 孫タスクをつくれる
- プロジェクト進捗が簡単に把握できる(ガントチャート)
- 担当者別にプロジェクト横断をして稼働確認ができる
- 承認機能があるとなお良い
- PM以外は期限を変えれないなどあると良い
- 各自のプロジェクトに関係のないTodoを別で管理できる
- UI/UX重視したい
- スマホで簡単に確認、更新もしたい(外でみることもあるので)
「スマホで簡単に確認/更新したい」というのは、Backlogの場合アプリがあるのですが機能が限定的で私としては使い勝手が悪かったので、新しいツールではその辺もカバーしたいです。
検証は、2021年5月16日よりスタート。(その間もアップデートはありそうなので現時点での検証を記載)
Wrikeとasana比較:導入編
まずは、トライアルで両方のアカウントを作成してみます。
操作感は、どちらも変わらず。今どきのサービスという感じ。
Wrikeとasana比較:タスクについて
タスク生成については、どちらもほぼ変わらず。
Wrikeにだけある機能
詳細内のチェックリストの作成!
サブタスクをつくるまでもないものを詳細でチェックリストにできるのは便利。
ただ、残念ポイントは、挙動がおかしくて正しく登録できない!これは痛い…
動産環境は以下の通り。
サポートへ確認してみよう..
動作環境
PCMacbook proブラウザsafariバージョン14.1
検証中の不具合箇所まとめ
Wrikeにおこった変な挙動
テキスト入力がおかしい、エンターを押したときにカーソルが変なところに移動する
asanaにおこった変な挙動
タスクの詳細で、タグを追加しようとしたところ登録ができない
【解決】これは私のブラウザに起因する問題だそうで(Mac/safari利用)、chromeであれば問題なさそう。
シークレットモードなどで開くと良い。
asanaのサポートへ問い合わせしたところ、丁寧な回答がすぐに届きました。
タスクの整理について
asanaのタスクの整理
プロジェクトを作った後に、タスクを整理するのに利用するのが「セクション」というものらしい。
セクションでは、プロジェクトのタスクを分割したり整理したりすることができます。セクションを使って、カテゴリー、ワークフローのステージ、優先度などを作成できます。
サブタスクについて
サブタスクは、その「タスク」に対してやらなければならないメモとしての活用ができる。
タスクを親として、工程を子タスクとしてまとめたい、という時はセクション+タスクを利用した方がよい。