【2023年】SEOに効果的なdescriptionタグの最適な文字数

メタディスクリプションタグの最適な文字数とは?

meta description(メタディスクリプション)とは、そのページにはどのようなコンテンツが用意されているのかを、
検索結果の最大表示文字数に併せて100文字程度の端的な文章で説明する場所
です。

Google 検索結果に表示されるスニペットは、およそ 80 ~ 100 文字程度です。
長いディスクリプションを書いても、一部のテキストしか表示されません。

最適な文字数は 100文字前後

ディスクリプション参考Googleの検索結果

ちなみに「東京 賃貸 一人暮らし」で検索した際のスーモのdescriptionは、84文字。

Google公式が推奨する優れたdescription戦略とは?

Googleはページ毎に個別のmeta description(メタディスクリプション)を設定することを推奨しています。

ページごとに説明を区別する

メインのホームページやその他の集約ページではサイト レベルの説明を使用し、それ以外の場所ではページ レベルの説明を使用することを検討してください。すべてのページの説明を作成する時間がない場合は、サイトの一部に優先順位を付ける必要があります。少なくとも、ホームページや人気のあるページなどの重要な URL の説明を作成してください。

https://developers.google.com/search/blog/2007/09/improve-snippets-with-meta-description

ブログでwordpressを利用している場合は、プラグイン(All in One SEO)を入れると便利です。

ポータルサイト等で自動でページが増産される場合にdescriptionに固定文字が含まれ、すべて重複扱いとなっている場合もあるので特に注意しましょう。

物件やお店の一覧が検索結果となる場合は、住所や駅名などのユニークな文字を自動で読み込む設定をしましょう。

そのページがまさに探していたものだとユーザーに確信させる、宣伝文句のようなもの

https://developers.google.com/search/docs/advanced/appearance/snippet?hl=ja

メタディスクリプションにSEO効果はない

meta descriptionには、直接的に検索順位を上げる効果はありません。

Google WebMasterのJohn Mueller氏が2017年のオフィスアワーで断言。
その後もGoogleのウェブマスター向けガイドライン内でも特に言及はない為、SEOには直接影響しないものと予想。

「では対応する必要がないのでは?」と思う方がいるかもしれませんが、
検索でのクリック率を増やすことが期待できるという点で重要となります。

SEOの目的は「アクセスを増やすこと」ですが、いくら上位表示されていてもユーザーにクリックさせない限りアクセスは伸びません。

ですので、descriptionをチューニングしてクリック率を高めることはSEO対策同様に重要になります。

メタディスクリプション設定の目的はCTR(クリック率)の改善

meta descriptionを的確に設定する目的は、CTR(クリック率)の改善です。

CTR とは、Click Through Rate の略語で、ユーザーに表示された回数(インプレッション数)のうち、ユーザーがクリックした回数の割合を計算したもの。

descriptionの目的

ユーザーに記事の内容をわかりやすく伝えることで、クリック率を高めユーザーの質を高める

descriptionにページの内容をわかりやすく伝えるためのキーワードを盛り込みましょう。

重複したdescriptionページのチェック方法

SErankingというツールを利用すると重複したページを簡単にピックアップしてくれます。

サイトSEO検査 ではdescriptionの他にもHTTPステータスコードエラーや重複コンテンツなどのチェックも可能なのでSEO対策やサイト改善はGoogleのツールとSErankingの2つで対応しています。

ちなみに、このサイトのSEO検査ページを晒すと、descriptionの欠如が53ページで注意となっています(涙)

下記の図のようにページをクリックすると詳細ページが表示されるので一つづつ修正対応を行います。

検索ワードと一致するものが太字でハイライトされるので、適切な設定を行なってクリック率を高めていきましょう。

descriptionメタタグの設定方法

HTMLで設定する場合

HTMLでは、headタグ内にmetaタグで記述します。name属性はdescriptionとし、content属性の中に説明文を設定します。

<head> <meta name="description" content="ここにページの説明を記述します"> <title>ページタイトル</title>
</head>

WordPressのAll In One SEOの場合

All In One SEO では、投稿記事の下部にある「説明」欄に記述します。

プラグイン「All In One SEO」設定画面

あえて設定しない選択もアリ

descriptionに何を設定すればいいのか悩んだら、何も設定をしないというのも選択肢の一つです。

現在Googleは自動的にtitleを生成することをテストしています。

まとめ

descriptionは、クリック率を向上する為にしっかりと設定していきましょう。

その他、SEOに関してもっと知りたいという方におすすめの本はこちらです。

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